続刊が出たと、某ブログで知り、早速購入。
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: 文庫
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良いです。
狂気の恋愛劇と表現すればいいか。
赤く染まった瞳をぎらぎらを輝かせ、張り裂けんばかりの声で絶叫する。
「憎んでやる!絶対、絶対っ、許さないっっ!この世であなたが一番嫌い!吐き気がする!」
残酷で、美しく。哀しくて、暖かい。
しばらく ぶるぶる震えました。
後、1巻から徹底的にぼかされている、美羽との関係が非常に気になります。
−−−コノハには、きっと、わからないだろうね。
あの日、中学校の屋上で、美羽は寂しそうに微笑み、そうつぶやいた。
そうして、立ち尽くすぼくの目の前で、逆さまに落ちていったのだった。
まるで壊れたレコードのように、何度もリフレイン(繰り返される)この言葉が、何かの暗喩なのか、よくわからないのだけど。