ひとりWiki
突然なんだけど、WikiWikiのスゴイ所は、ページの更新コストが限りなく低い所にあると思う。
その点で言えば、いわゆるBlogってのも同じなんですがね。
例えば、あるWebページを眺めていて、1箇所バグを見つけたとするじゃない?
静的なWebページだと↓こうなる。
- Webページが格納されているHTMLファイルを取り出す
- HTMLファイルを修正
- FTPなどでWebサーバにアップロード
これがWikiWikiだと↓こうなる。
- Edit欄をクリック
- データを修正
- OKボタンを押すと反映
使用するツールも違う。静的Webだと、FrontPageやFTPクライアントを持ち出すんだけど、WikiWikiだと閲覧しているIEで完結してしまう。
漏れにとって見れば夢のツールなWikiWikiなんだけど、立場が違うと使えね〜ツールと成り果てる。
いわゆる管理者的立場の人ね。
- 簡単に記述できるんですよ→だから何?FrontPageの方が分かり易いじゃないか?
- 即座に更新できるんですよ→セキュリティ問題が無いのか?
- 誰でも更新できるんですよ→そのページの内容の責任を誰が取るんだ?
- 皆で修正していけば→Webページの内容は責任ある者がやらないでどうする?
まぁ、こんな感じ。
結局の所、Webコンテンツに対して何を期待するかによって変わるんだと思うんですよ旦那。
(個人的なグチを言うと、「責任、責任って言うけど、手前らが内容を記述する訳じゃないし、最終責任つってもハンコ押すだけとちゃうん?」って言いたい)
とはいえ
とはいえ、社内ネットワークを司っているのは 大抵上の管理者的立場な方たちな訳なんですよね。
上には従う必要があるから、自分がコントロールできる範囲で何とかする必要がある。
こんな時便利なのが、いわゆる「ひとりWiki」なんて言うような「ローカル環境で使えるWiki」。知識の共有には使えないけど、手軽に情報管理できるって代物。
色んな「ひとりWiki」があるんだけど、今日 ネットで ふらふらしていたら、面白いものを見つけた。
- VBScriptでwiki - neko7 wiki
http://www.forgetmenot.jp/index.cgi?page=VBScript%A4%C7wiki - WikiMikan - Fioの素敵な日々
http://kajika.tk/fio/?WikiMikan
VBWikiの実行例 posted from フォト蔵
基本ベースは、HTA技術+ActiveScript(VBScript)で、Mozillaな人達で言えば、XUL技術に近い(多分XULの手本になったんじゃないかな?)。
この中で、WikiMikanは、FlashやExcelのスプレッドシートを使え、コンテンツをMDBデータベースを使っている点が良い。(残念なのは、未だcomming soonって所)
HTAで何がいいか?って言うと、まぁIEにかかるセキュリティ制限を回避できる点が大きいと思う。
ところで、ActivePythonを導入すれば、HTA+Pythonなアプリが出来るんだけど、そんなWikiがあるかな?と思ってチェキしたんだけど見つからなかった。
う〜ん、需要ないかな?